<NO.92>『訪問看護経営 5つの盲点』<その④>人(職員と利用者)

『事業領域を訪問看護業界にフォーカスしたのは何故ですか?』と取材やクライアント、協力会社の皆様から質問されます。

 

私は過去に2度の起業失敗を経験しています。

原因は今となっては明白です。

・無理念(「反骨心」や「見返したい欲」等の自分へ矢印が向いた想いでは、共感を得る事ができませんでした)

・無計画(自己経験値だけでの計画はありましたが、『安定的な黒字経営の継続』に達する事は出来ませんでした)

・無知識(自己経験値を大切にしたので、今ほど外の情報を自分の中に取り込んでいませんでした)

 

今回は3度目の正直、いや過去の失敗経験をこれでもかと言うくらいに潰してから、スタートしました。 

訪問看護マーケットに事業領域をフォーカスした理由は下記の5点といつも答えています。

❶自分のキャリアを欲しているマーケットであると確信した為

❷創業し12年でIPOを成し遂げる為に、今後確実且つ飛躍的に伸びるマーケッットである必要があった為。

❸業界自体一般社会と比べ、おかしい事やもったいない事が多く、例え第一第二の矢が外れても、いくらでも小資本で矢が放てるマーケットであると感じた為。

❹上記❶❷❸の1年間のテストマーケティングより「汗相当の環境を平等に」という自分の存在価値(生きて行く上での昔からのテーマ)を果たせるマーケットだと確信し為。

❺(生産性が低い)シルバーマーケットで得たIPO資金を、(生産性の可能性が高い)アントレプレナーマーケットへ投資し、第二第三の自分を創出したかった為。※要は「汗相当の環境を平等に」という世界を見ないと死にきれない。

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上記【❶過去のキャリアを欲しているマーケットであると確信した為】より、本日のテーマ”『訪問看護経営 5つの盲点』<その④>人(職員と利用者)”に関する事例を配信したいと思います。

 

私は現在の事業を起こすまで、主に人材ビジネスに携わって参りました。

①登録者を集める事に、最も力を入れるべきなのか?

②クライアントを集める事に、最も力を入れるべきなのか?

③登録者に対するコーディネートに、最も力を入れるべきなのか?

『中小規模でこの優先順位を考えているレベルでは勝ち組にはなれない!』という事がわかりました。

 

訪問看護業界でも同じです。
①職員(看護師やリハビリ職)を集めるのに、最も力を入れても
②ケアマネへの営業に対し、最も力を入れても
③利用者に対する看護に対し、最も力を入れても
『継続的な黒字経営の継続』や『半径16㎞地域内でNO1になる事』も達成す事は、達成ているクライアントを見る限りでは不可能です。

 

では『中小規模で勝ち組に属していた企業の共通点は何だったのか?』

◆戦略☞(最初からか後付けかは定かでないが)ニッチマーケットに拘る想いを持って取り組んでいる。

◆戦術☞(大手が興味を示さない程の)ニッチマーケットを独占している。

◆戦法☞(人:クライアントや登録者)誠実に実績を重ねた結果、PUSHにて集めているのではなく、PULL型にて集まってきている。

 

POINTはここです!

『集めるのではなく、集まってくる』

 

図にも示したように、訪問看護業と人材業のビジネスモデルの共通点は『人(クライアント)と人(職員や登録者)をマッチングする事です。

 

周辺の訪問看護ステーションで、評判が良く業績を確実に伸ばしているところを思い出してください。

「人を集めていますか?」それとも「人が集まっていますか?」

 

「人を集めている」ところが業績が良いようであれば、まだまだ勝ち目はあります。

張りぼての可能性があり、『安定的な黒字経営の継続』には至っていないはずです。

上記の戦略・戦術・戦法を活用すれば勝てる可能性が十分にあります。

 

「人が集まっている」ところが業績が良いようであれば、なかなか手強い相手を思ってください。

その手ごわい相手と同じウリで戦っているようであれば、上記の戦略・戦術・戦法を活用し練り直しの必要があると思われます。

 

『人を集めるのではく、集まる仕掛け創り』

これこそ訪問看護経営社の一番の仕事と言えるかもしれませんね。

 

ご参考までに!