<NO.98>「勝ち組」&「負け組」訪問看護経営者の共通点

経営をしていると日々色々な問題や不安に直面しますよね。

 

時間軸でわけて見ると・・・

<短期(1年未満)>

・今月は赤字だ。

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くと今期は赤字だ!⇒来月以降、上方下方修正できないか再考しよう!】

・人手が足りない。現場が回らない。現スタッフが疲弊しだしている。

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くと離職の連鎖に繋がる恐れあり⇒フォローか採用計画を発表しよう!】

・利用者数(訪問回数)が少ない。常勤職員の稼働率が悪い。

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くと一生赤字だ⇒考えられる対策を可視化し潰していこう!】

・職場の雰囲気が良くない。

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くと離職の連鎖に繋がる恐れあり⇒ヒアリングに時間を割こう!】

 

<中期(1年後~3年未満)>

・今期は赤字だ。

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くと閉鎖だ!⇒閉鎖すると自己破産だ!】

・職員採用に毎回こんなに採用経費をかけてても良いのだろうか?

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くと一生赤字だ⇒いずれ閉鎖⇒自己破産だ!】

・利用者獲得を今までの「紹介」という受け身のままで良いのだろうか?

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くと利用者が目減りする⇒いずれ閉鎖⇒自己破産だ!】

・事故は起こらないだろうか?

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くといずれ事故発生⇒信頼低下⇒賠償問題へ発展⇒黒字破産の危機だ!】

 

<長期(5年後~10年未満)>

・近年、地域内のステーション数も増えつつあり、このままで大丈夫だろうか?

・何か新しいサービスを加えるべきだろうか?

【最悪状態:何も対策を打たない状態が続くといずれ淘汰される恐れあり⇒ただ今は現状の問題(人と利用者やリスクマネジメント)を解決する事が先決。今はアンテナを張り5年後に備え情報収集する程度にしておこう!】

 

お気持ちお察しします。ただ安心してください。

 

業績を伸ばしているステーションの経営者でも同じようなお悩みは常に抱えておられます。

 

では

「不安を抱えながらも、業績を伸ばしている経営者殿」と「不安を抱えながらも、停滞している経営者殿」と何が違うのか?

 

数多くの訪問看護経営をされている社長とお会いする中で、1点だけ明確な違いがあります。

 

それは下記①~⑤のステップにて問題を捉え、解決しているか否かの違いがあります。

①上記のように【短・中・長】期に分けて、何が問題であるのかを可視化している。

②個々の問題を放置した最悪状態を可視化し危機感を感じとる。

③各問題に対して『困っている問題(現実)に成功してしまっているのは何故か?』と考え原因を突き止めている。

※短期の原因が解決できれば中期の問題も解決され、中期の問題も解決できれば長期の問題も解決できるかを俯瞰して捉えている。

期日を決めて1つ1つ問題を潰していく事をルーティンワーク化している。

不得意分野はアウトソースしている。

 

共通点だけ見ると、至ってシンプルですよね!

逆に「停滞している経営者の共通点」も絞って見ていきましょう!

❶(どうしようどうしようとは思っているが)「何が」「いくつ」「どの優先順位で」問題なのか見えていない。

❷長期的に時間をかけてしか解決しようがない難問題に対していきなり解決しようとしている。

見の前の身近な問題を解決していく積み重ねが難問題解決に繋がる事を理解していない。

何でも自分で解決しようとしてしまう。

 

天才は別として凡人はこのプロセスを踏まないと何も解決はしません。

大抵の業績を伸ばしている社長は「自分は凡人」と内心で理解しているものです。

「自分は天才」と思い経営されている方はどの業界でも短命なような気がします。

何度か失敗しそれでも諦めず出直されてきた社長こそが、スーパー社長(「天才<才能と能力有>✖凡人の努力)になっているような気がします。

 

スポーツの世界や受験の世界でも同じ事が繰り広げられていると思うのは私だけでしょうか・・・。