
『この子は使い物にならないわよ』と言われていた人物が、環境や上司が変わる事により活躍するようになる事を目の当たりにする事があります。特に若手の20代にはよく見られます。
この現象にはある共通点が1点だけあります。
何が起こっていると思われますか?
それは『才能を活かせる者は、他人の才能も開花させる事が出来る!』という事です。
どういうことかと言うと・・・
・才能を無意識に先天的に操ることが出来る天才タイプ・・・長嶋茂雄タイプ
・才能を活かす技術を後天的に身に付けた努力タイプ・・・王貞治タイプ
・才能を活かす事を知らない無知タイプ・・・長嶋一茂タイプ
この中に『他人の才能を開花させる事が出来るタイプ』が存在します。
それは
『才能を活かす技術を後天的に身に付けた努力タイプ』です。
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では『才能を活かす技術』はどのように身に付けていけばよいのか・・・?
一朝一夕では完璧にマスターする事は難しいのですが、『部下をマネジメントにて開花させる』と言う点に絞るとそこまで難しくはありません。
◆HOP:【ヒアリング項目(本来は採用の時点で確認が必要!)】
①過去の生い立ちを聞く
②現状を聞く
③未来を聞く
④現状と未来のギャップを双方で確認
⑤ギャップを埋めるサポート役を担いたいと宣言
◆STEP:【ヒアリング中に下記点を抽出】
❶「~だと思う(良くとらえている事も、悪くとらえている事も)」という”自己認識”を抽出
❷「仕事観(人としてや看護師として/キーワードにて)」という”価値観”を抽出
❸「喜怒哀楽エピソード」より”信念”を抽出
【POINT】全てを「承認するスタンス」「サポートしたいので教えてというスタンス」にてヒアリングを行う。
◆JUMP:【アクセルとブレーキの区別と優先順位の入れ替え】
☞現状と未来のギャップを埋める際に、上記❶❷❸がエンジンとなり得るものは残し
ブレーキになり得るものは優先順位を落とす作業を行う。
たったこの3STEPを行うだけで、部下は勝手に育ち始めます。
何故ならば、才能と言う途轍もないパワーを秘めている潜在意識を呼び起こすプログラム設定し直した為、嘘のように活躍してきます。
但し「未来やゴールなきモノ」は何をどのようにマネジメントしても開花しません。
よって、「過去のキャリアや能力や技術は高いが、人生の目標バーが低いタイプ」ではなく「キャリアや能力や技術はイマイチだが、人生の目標のバーが高いタイプ」のスタッフを採用する事だけは外さないようにしてくださいね!
一度トライする価値はあると思いますよ!
ご参考までに!
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