<NO.165>まずは社長がコーチングを学びなさい!

マネジメントのタイプは、以下の4つのどれかに分類されます。

マネジメントの4タイプ
①指示型(order)マネジメント 「何をするか/どうするか」示す
☞「指示型」は、「キミはこれをこうやって」「この件はこうして」といって、すべて指示するタイプです。
②放任型(delegate)マネジメント 「何をするか/どうするか」任せる
☞「放任型」は「来月までにこういう結果を出しておけばいいから」といって、任せるタイプのマネジメントです。③傾聴型(listen)マネジメント 話をよく聞く(カウンセリング・マインド)
④質問対話型(ask&communicate)マネジメント 質問を通して相手から引き出す(コーチング)。☞自分で考え、行動する思考様式を育てることで、即効性があり、長期的な成果をもたらす。

また多くのマネージャーが、この指示型と放任型を行ったり来たりします。

これをやれ、あれをやれ、とたくさんの指示を出していると、部下はだんだんついていけなくなり、ちょっと無理です、と反抗するので、じゃあ、勝手にしろ、その代わり結果は出せよ、といって放任型に移ります。

しかし2週間後にフタを開けてみると、うまく進んでいないので、なんだダメじゃないか、オレの言う通りやれよ、と再び指示型に戻る、といった感じです。

この2つのマネジメントを行き来する間に、3つ目の「傾聴型」が入る場合があります。

これをやれ、あれをやれと指示を出しているのにうまくいかないと、「どうしたんだ?」と、部下の話を聞き始めます。例えば「実は家でこういう状況があって」とか「あの取引先が文句を言ってきて」というような話を聞き始めます。でも、それでも改善されないと、再び指示型になり、それでダメだったら放任型になり、ああ大変なんだな、と傾聴型に――という感じで、この3つを行ったり来たりします

実は、じっくり話を聞く傾聴型マネジメントは、コーチングではありません。

コーチングは、相手に質問しながら答えを相手から引き出していく方法です。

よく、じっくり話を聞くことがコーチングだと言われる節がありますが、違いますので注意してください。

マネジメントによって、時間の掛かり方や成果&やる気の出方が異なる

マネジメントによって、時間の掛け方や成果、部下のやる気の出方が異なります。まず、最も時間が掛からないように思えるのが放任型です。「○日までにやっておけ」と言っておけばいいので、そのときは時間が掛かりません。

しかし、フタを開けてみると何もできていない、部下が急に3日間も休んで、オレが全部やらなきゃいけなくなった――というようなことが起こり、予期せぬ忙しさになります。部下がヘマをやって、その後、上司が出てくる、というパターンがこれです。

放任型より時間が掛かるのが指示型です。

ああやれ、こうやれと指示するので、自分で管理ができます。ただし、部下が増えすぎると上司のほうがあっぷあっぷしてきます。4~5人くらいだったら全部自分で管理できますが、10人を超えるとわけが分からなくなり、もういい、勝手にさせておけ、みたいな感じになってしまいます。

指示型より時間が掛かるのが傾聴型です。傾聴型マネジメントは1人1人の悩み相談をするようなものなので、膨大な時間が掛かります。

そして、最も時間が掛かりそうなのが、質問対話型(コーチング)です。

なぜなら最初に、「キミはどういうきっかけでこの会社を選んで、何をやりたくて、どんな才能があって、どのプロジェクトを、どういうふうにやっていきたいのか」というようなことを全部聞いていくからです。

たいていの人がコーチングをあきらめてしまうのは、ここで時間がかかるからです。

こんなに即効性のないマネジメント方法はやっていられない、ということになります。

ところが、中長期的に見ると、コーチングは傾聴型よりも、指示型よりも時間はかかりません。

コーチングの場合、質問は意図を持ってピンポイントでするため、傾聴型より話を聞くのは短時間で済みます。

また、言われたままのことをする指示型に対して、コーチングは部下が自分で考えるようになり、そのうち自分で自分に質問できるようになります。

最初のうちに時間をかけてでも、このスキルを身に付けることができると、部下は、うまくいかなかったり迷っていたりするところだけを上司に相談するようになるので、最終的には指示型よりも時間がかからなくなるのです

成果が出るのは「対話」>「指示」>「放任」の順。「傾聴」は未知数

次に、成果が上がるかどうかの観点で見てみます。

できない部下に放任型で対応すると、成果は全く出ません。キミに任せるよ、信頼しているよ!」といっても、部下としては「全然分からないのに教えてくれない」ということになってしまいます。

反対に、できる部下に対しては放任型でかなりの成果が出ます。来月までにこんな結果を出してね。僕のやり方じゃなくていいから」と任せると、部下は自分で工夫して取り組むので、結果が出ます。

そこそこ成果が出るのが指示型です。能力の範囲で指示されたことをやるので、できる部下もできない部下もそこそこの成果を出します。

慣れてくるとたいていの上司が、できない部下には指示を出し、できる部下は任せるという傾向になります。ところが、そうすると、できる部下が寂しさを感じることがあるのです。「上司はできない部下とばっかり一緒に動いている。私はこんなにがんばって結果を出しているのに、あまり注目されていない」と感じる。上司はあっぷあっぷなのに、部下は放っておかれていると感じる、そんな食い違いが出てきます。

傾聴型に関しては、成果が出るかどうかは未知数です。カウンセリング・マインドを取り入れようとしている企業もあるようですが、あまり広まらないのは、成果が上がるとは限らないからだと思います。

ただでさえ忙しいプレイングマネージャーが、時間を取って話を聞き、部下から感謝されても、「自分はカウンセリングをしに会社に来ているんじゃなくて、売り上げを上げるためにいるんだ」という気持ちになる。また、会社としても、上司がカウンセリング・マインドばかり学んで部下をいやしていても困ります。カウンセラーとして雇っているわけではなくて、売り上げを上げてもらうためですから。はっきり言ってあまり業績にはつながりません。

そして、対話型のコーチング。この場合、できない部下に関しては、ある地点までは指示型よりも成果は低いです。しかも、コーチングで「キミはどうなればいい? 障害は何だと思う? できることは? できないことは?」などと部下に聞いているときに、部下の反応が良くないと、「この人はダメだ。自分がいちいち言ってやらないとダメだ」と思ってしまいます。これがつらい時期です。

でも、2週間、3週間とやっているうちに、部下は「あの上司、ああいう質問をしてくるな」と、自分で考えるようになります。部下が自分で考えるようになると、指示型よりも成果が抜きんでる瞬間がやってきます。でも、多くの上司がここまで待てなくて、自分で手を出してしまうのです。

できる部下に関しては、対話型のコーチングを使えば放任型より成果が出るのは間違いありません。対話の中で、部下は仕事のやり方のメリット/デメリットに気づかされます。何よりも、ほったらかしにされていない、注目されている、ということが分かります。

また、上司にとっては時間が取れるのがコーチングのいいところです。対話型なら、指示型のように、できない部下をすべてチェックしないで済む分、余裕ができて、できる部下のために時間を取ることができます。

やる気が出るのは「対話」>「傾聴」>「指示」>「放任」の順

部下のやる気が全然出ないのは放任型です。できない部下をほったらかしにしていて、彼らにやる気が出るはずがありません。

次にやる気が出ないのは指示型です。「結局、私は言われた通り動く駒でしかない」というような気持ちになります。特に、できる部下は指示ばかりされるとやる気がなくなります。できない部下は、指示されるとホッとする部分もあるでしょうが、それでもいつの日か、「私って何だろう」という気持ちになります。

それよりもやる気が出るのは傾聴型です。話を聞いてもらえると誰でもうれしいものですから、やる気は出ます。また、できる部下には放任型で対応しても、傾聴型と同じくらいのやる気が出ます。

しかし、なんといってもやる気が出るのは対話型です。こうしてみると、やる気が出るのも対話型ですし、成果が出るのも対話型、つまりコーチングです。ただし、最初に時間がかかりますし、できない部下だとなかなか成果が上がらないという部分で、勇気が必要なマネジメント方法といえるでしょう。

【まとめ】

まずは社長がコーチングを学び管理者にコーチングを!

管理者は現場のメンバーにコーチングを!

現場メンバーは新規メンバーにコーチングを!

 

「コーチングって難しいのでは?」とお思いの方が多いと思います。

答えは「NO」です!

コーチングをビジネスとしている方々が色々と難しく言っているだけです。

 

導きたいゴールがあって、そこに自ら気付いて頂くきっかけを与えるだけなのですから。

 

①現状→②欲求→③現状解決方法の確認→④欲求確認→⑤提案!

たったこの5段階を質問で登っていきだけです。

 

・現状どうですか?

・なぜそうなったのですか?

 

・どうしたいのですか?

・なぜですか?

 

・何やっていますか?

・なぜですか?

 

・やりたいことが叶えられる方法があればいいですね~

 

・それがあるんです。

 

たいてい皆さんは②~④を飛ばしがち。

マネジメントも営業も採用もすべて同じです。

 

人は皆意志をもっています。

その意志を確認し沿って助言や提案をするだけで

人は動くものですよ!

 

営業の世界も

採用の世界も

マネジメントの世界も

ホスト?の世界も・・・

 

口説き人を動かす仕事で成果を出し続けている人は

皆この事実に気づき実践しているに過ぎないのです。

 

エグゼクティブ・セルフマネジメント・プログラム(ESP)受講者は・・・

☑訪問看護経営社長

☑訪問看護管理者

☑病院採用責任者

☑人材紹介会社 キャリアコーディネーター

☑人材紹介会社 セールスマン

などに受講頂いています。

 

受講後皆様からよく下記のような「成果?」報告を頂きます。

☑気づけば自分自身の頭の中で質問を繰り返している。

☑行動までの時間が早くなった。

☑話しかけられる事が公私とも多くなった。

☑気づけば話を聞いている事が多くなったような気がする。

☑彼女(彼氏)、嫁(旦那)となんか最近うまくいっている。

☑目の前の相手が自然と動いてくれるようになった。

 

到達段階には差がありますが、すべて良い成果です。

 

『なんやおもろいな~』と思われた方は

一度下記URLより『ESP詳細希望』お問い合わせ頂ければ幸いです。

http://www.freeagent-th.com/お問い合わせ/